こんにちは、ひびといです。
私は2014年からブロガーをしており、ブログ収益だけでご飯を食べられるようになって早6年以上が経ちます。
ブログを運営していると企業様から商品レビュー記事の案件依頼が来ることがあるのですが、みなさん無料で引き受けていないでしょうか。
私も駆け出しのころは商品だけもらう形で無料でレビューしていたこともありますが、案件として引き受けるのであればしっかりと報酬を受け取るのがおすすめです。
今回は一例として個人ブロガーの場合どれくらいで価格設定をするといいのか、ご紹介したいと思います。
目次
商品レビュー記事案件とは?
ブログを運営していると、企業様やASP経由で
という依頼が来ることがあります。
この時
という一文が入っていればまだいいのですが、入っていない依頼もとても多いと経験上感じます。
というのも、言い方は悪いですが「無償で商品レビュー記事を書かせる」依頼がとても多いからなんですね。
これまでに初めから有償での依頼があったのはレビュー記事ではなく
- コンテンツの買取依頼・交渉
- 雑誌の取材(雑誌にブログの写真や記事の一部を掲載する依頼及びインタビューの依頼)
これらのみでした。
商品レビュー記事の依頼でとても多いのが、
というものです。
レビュー記事は紹介するうえで特筆すべき事項を指定されるケースもありますが、ほとんどは自由に書かせてもらえる形が多いです。
なので割と簡単な案件とも言えますが、無償で引き受けるのは個人的にはあまりおすすめしません。
無償をおすすめしない理由
無償で引き受けるのをおすすめしない理由はレビュー記事を書くにも労力がいるからですね。
このあたり分かっていない担当者の方がとても多いです。
レビュー記事は執筆にあたり、
- 実際に商品を使ってみる
- 価格などの調査
- 商品の撮影
- 記事の執筆
と労力もそれなりにかかります。
レビューするにあたり商品をいただくのはある意味当然で、プラスで報酬がなければ引き受けるメリットってそんなにないんですよね。
欲しかったものならまだありですが、正直欲しくもないものをもらっても困りますし。
なのでそれ相応の報酬はいただきます。
というアピールにもなるので、無償で引き受けるのはあまりおすすめしないというわけですね。
無償で受けてもいいかな、と思えるケース
ただし無償で受けてもいいかな、と思えるケースもあります。
それは、
- 紹介する商品がASPにあり、すでに自分のブログで売れている場合
- 買ってでも欲しいと思っていた商品(ある程度高価なもの)
この2つのケースですね。
既に自分のブログで紹介しているもので、実物の紹介レビューをプラスできたらもっといいのにな~と思っていた商品の依頼が来たら嬉しいですよね。
その場合はレビューがあったほうが記事の説得力も増すので無償で引き受ける価値があります。
もう1つはもともと欲しいな~と思っていた商品のレビュー依頼があったケースですね。
こちらも高価なものであればあるほど、タダで手に入るなら記事を1つ書くだけで手に入るのでラッキーだと思います。
ただしあまり安い物、例えば1000円以下で手に入るものなどはレビュー記事を書く労力と商品の価値を天秤にかけて考えた時にどうなのかな、と思うので要検討ですね。
注意点
次に、レビュー案件を受ける場合に注意したい点をいくつかご紹介します。
ブログのカテゴリーに合わないものは引き受けない
いくら欲しかったもので無償で手に入るとしてもブログのカラー、カテゴリーに合わない商品は引き受けないようにしましょう。
雑記ブログの場合はOKですが、カテゴリーが決まっているブログの場合はあまりにもカラーの違う商品を紹介するメリットはお互いにありませんよね。
例えばこのブログはセミリタイアと投資、節約、ブログ運営をメインのカテゴリーとして紹介しているのでダイエット関連の依頼が来ても正直微妙です。
それよりも節約グッズやレンタルサーバーの案件の方がマッチしているというのは分かりますよね。
裏技として、もしも他にもブログを運営していてそちらの方がテイストが合うかも、という場合はそちらでのレビューを交渉してみるのも1つです。
私も複数ブログを運営しているので
という案件は、
と交渉してそちらで引き受けたり、複数のブログにマッチする案件の場合は
と交渉し、3倍の報酬をもらったこともあります。
このあたりは自分が運営しているブログに合うのかよく考えて、決めるのがおすすめです。
できればその後も稼ぎ続けられる案件を引き受けよう
もう1つは「その記事(商品)がその後もずっと稼ぎ続けてくれる案件か」という点です。
私の場合は、必ずアフィリエイト報酬につなげられる案件しか受けないことに決めています。
なので楽天やAmazon、ヤフーショッピングの他、各社ASPで案件がないものは引き受けません。
その記事を書いたあともその商品が稼ぎ続けてくれるのがベストなので、依頼があった段階でまずそこはチェックします。
その会社のHPでしか売っていないものの場合はその後につなげるのが難しいです。
そのあたりも引き受ける際にはチェックするといいですよ。
商品レビュー案件の相場
では、相場はどれくらいなのか?ということですが私は基本1万円以上はいただいています。
1万円+レビューする商品の実物
ですね。
このあたりは企業様との相談になりますが、文字数の指定があったり、個別記事を希望の場合などはもっといただく場合もあります。
例えば、既存の記事の中で紹介する場合はあまり手間もかかりませんがその商品に特化した個別の記事を用意するとなるとそれ相応の労力が必要となります。
そのあたりも加味して決める、という感じですね。
かなり短めで、簡単な紹介でもよく、既存の記事の中でもOKです~という緩いご依頼の場合は、もっとお値打ちに引き受けることもあります。
中には既存の記事の下に数行の紹介とリンク1つでいいです!という案件もあるのでそういう場合は1件3000円くらいで引き受けたこともありますね。
例えばあなたがその分野の有名な権威であったり、ものすごいアクセスを稼げるブロガーさんならもっともらってもいいと思います。
逆に知名度もなく、インフルエンサーでもない弱小ブログのブロガーの場合は1件10万円などの高額報酬は難しいです。
という場合は、初めは依頼があった際に企業の担当者の方に相談してみるのも1つの手です。
恐らく条件と金額の提示があると思うので、
という目安になりますよね。
その上で、ブログや自分の成長とともに報酬額は見直していけるので随時変えていっても大丈夫です。
問い合わせページなどに記載する一例
自分が希望する案件の報酬額が決まったら、自己紹介ページや問い合わせページにあらかじめ記載しておくのがおすすめです。
例えば
商品レビュー記事のご依頼は1件1万円~お受けいたします。
という感じですね。
これに加えて条件もいくつか書いておくと、企業の方の依頼もあらかじめ絞ることができます。
- 掲載期間については一任させていただきます。
ただし、掲載後1か月で削除するという事はございません。
掲載期間のご希望がある場合はご相談ください。 - レビュー記事にはPRの旨を記載させていただきます。
- 掲載するリンクは該当するものがあれば各ASPのものを利用させていただきます。
など。
依頼をもらってから相談して決めるという方法もありますが、あらかじめ自分の中でこれだけは譲れないという部分があれば初めから書いておくのがおすすめです。
もし依頼が来て相場がわからない!金額の提示がないけれど無償で受けるのが当然なの?という時の参考になれば幸いです。
以上「商品レビュー記事の案件の相場」のご紹介でした。