積み立てNISAは年間40万円まで投資することが出来ますが、毎月積み立ての設定にするとちょうど40万円使い切ることが出来ず4円残ってしまいますよね。
そこでジャスト40万円きれいに使い切ることが出来る設定の仕方をご紹介します。
簡単に設定できるので、切りの良い数字で投資したい方にはおすすめですよ。
月々33333円の積み立てにすると4円余る問題
積み立てNISAは年間40万円まで非課税で投資することが出来る制度です。
積み立てにはいくつかの設定方法がありますが、毎月にした場合月々の設定額は「33333円」が上限となりますよね。
これは
33333円×12か月=399996円
になるからですね。
この場合、40万円に少し届かず4円の非課税枠が残ってしまいます。
という方も多いと思いますが、
という方も少なくないのではないでしょうか。
私はSBI証券を使っているのですが、積み立てNISAの設定画面で簡単に設定することが出来たのでご紹介しますね。
結論から言うと「ボーナス設定」を使うと簡単に40万円ちょうどにすることが出来ます。
積み立てNISAで40万円ジャスト使い切る方法
まず購入するファンド(投資信託)を決めたら購入画面に入り、「つみたてNISA」を選択します。
つみたてNISA設定画面に銘柄を追加すると、積立設定金額を入力できる画面に移行します。
この画面でやることは2つです。
- 月々の設定金額を「33325円」にする。
- ボーナス設定を行う。
これでジャスト40万円使い切ることが出来るようになります。
なぜかというと、
33325円×12か月=399900円
になりますよね。
残りの100円をボーナス設定で好きな月日を指定して買い付けることで40万円に出来るからです。
この画面では残り100円の設定が反映されていませんが、1年あたりの積立金額概算で残り100円の状態に設定します。
「ボーナス設定」というのは、1年のうちに2回まで好きな月日・金額を指定して買い付けることが出来る設定方法です。
このボーナス設定を使えば、つみたてNISAを始めるのが年の途中からでも40万円使い切ることが出来るのでとても便利な設定となっています。
メモ
例えば6月から始めたとして、月々の上限は33333円なので20万2円残ってしまいますよね。
それを8月15日に20万2円ボーナス設定で買い付けという形や、8月15日に10万円、11月15日に10万2円買い付けというように設定することで40万円使い切ることが出来ます。
ボーナス設定の注意点は100円からしか買い付けが出来ないという点です。
なので40万円を12で割った残りが100円以上にする必要があるんですね。
なので33325円でなくても、ボーナス設定をうまく活用すれば好きな金額の組み合わせで40万円を使い切ることが可能です。
私は面倒なので最低買い付け金額の100円を途中で1回挟む形にして、残りの33325円を毎月という形にしています。
補足
複数銘柄を積み立てしたい場合は合計で「33325円」になるようにしてください。
今回私は1銘柄で積み立てをしています。
まず「設定金額と比率」の欄の設定金額を「33325円」にします。
これだけだと年間の積み立て額が「399900円」になってしまい、100円余ってしまうので「ボーナス設定」を使い残りの100円を使い切ります。
「ボーナス設定」の未設定の横にある「追加」をクリック。
設定金額の欄に「100円」と入力し、「申込設定日1」に好きな月日を設定して下さい。
私は4月15日にしました。
2回設定できるようになっていますが、今回は残り100円なので1回しか設定できません。
200円以上余っている場合は2回に分けて設定が可能です。
これで無事に年間40万円の非課税枠を使い切れる設定になりました。
念のため「NISA枠ぎりぎり注文」も設定
あと、私は念のため「NISA枠ぎりぎり注文」も設定しています。
NISA枠ぎりぎり注文とは、
NISA投資可能枠が積立設定金額以下の場合、積立注文金額を引き下げて積立買付を行い、
可能な限りNISA枠を使い切る注文
※NISA投資可能枠が10円未満の場合、NISAぎりぎり注文の発注はされません。
※SBI証券HPより引用
という設定方法です。
ただし注意点として、これは40万円を超えた場合に適用される設定方法なので40万円に足りない金額の帳尻合わせはしてくれないという点です。
なので基本的にはボーナス設定で40万円きっちりになるように設定しておき、分配金の再投資などがあり万が一12月に枠を超えるような可能性があればぎりぎり注文設定でカバーする、という考え方がいいかなぁと思います。
ボーナス設定を使えば毎月の積立金額も柔軟に変更できるので、好みに合わせて活用してみてください。
以上「積み立てNISAで33333円の残り4円まで使い切る方法」のご紹介でした。
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