こんにちは、ひびといです。
私は30代で夫婦でセミリタイアをし、現在は趣味のブログ運営をしながらのんびり暮らしている2児の母です。
子供がまだ小さいとき、自宅で仕事をしながら育児もできたらいいなと考えるママは少なくないと思います。
今回は生後3か月から子育て在宅ワークをしてきた経験から「子育て中に在宅ワークをするメリット・デメリット」をまとめました。
結論から言うと子供をみながら仕事をするということは想像以上に過酷で、会社勤めをするのとはまた違った意味で非常に大変です。
ただしそれ以上のメリットも当然あります。
詳しく解説しますね。
目次
子育てをしながらの在宅ワークってどんな生活?
私は第一子が生後3か月からブロガーとして在宅ワークをしています。
第一子が3歳になるまではほぼワンオペで育児をしており、在宅ワークをこなしながら第2子の妊娠、出産、育児も経験しています。
当時は限られた職種だけだったと思いますが、現在はコロナの影響でリモートワークが増え、会社勤めだった方の中にも在宅ワークにシフトされたケースも少なくないのではないでしょうか。
私の場合、はっきり言って経験するまでは子供をみながら家で仕事をするという事を甘く見ていました。
おそらく多くの方が会社勤めよりも子供がいたとしても自宅で仕事をする方が様々な面で楽だと考えているかと思いますが、現実はそんなに甘いものではありません。
先に結論をまとめると、以下のような生活です。
- 乳幼児期は子供が寝ている時間しか仕事はできない
(保育園に預けるなら別) - 家族の協力は必須
- 自分で時間を作り出す工夫が必要
- たとえ1分でも時間があれば仕事をする、その積み重ね
- 在宅でも結局常に寝不足
なんだかこれだけ見ると過酷に見えませんか?笑
ただメリットも当然あり、うまく家族の生活スタイルや育児の考え方にハマれば最高のライフスタイルになることは断言できます。
2014年からの育児×在宅ワークの経験をもとに、「子育てをしながら家で仕事をするとはどんな生活になるのか」を詳しくご紹介したいと思います。
乳幼児期
私は子供を保育園ではなく幼稚園に入れて育てたいというこだわりがあったので、在宅ワークであっても3歳までは子供を自宅でみて育てました。
なので、誕生から3歳までは自宅で一緒に過ごし、その後幼稚園に入るというケースでご紹介しますね。
まず在宅ワークの場合、産後0日目から仕事が出来ます笑
実際に第2子の時、産婦人科の病室で出産後に仕事をしていました。
乳幼児の時期はその子の性格にもよりますが、お部屋を歩き回る前の時期であれば割とまとまった時間を作りやすかったです。
ぐっと寝てくれるタイプの子であれば、その時間を仕事に充てることが出来るのでかなり仕事量もこなせましたね。
逆に歩き回るようになり、徐々に起きている時間が長くなると目が離せなくなるので日中はほとんど仕事が出来なくなりました。
子供が幼稚園に入るまでは、夜早めに子供を寝せて、18時か19時頃から深夜3時頃まで仕事に没頭するという時期もありました。
ただ2歳過ぎまで夜泣きがあったので度々仕事を中断されるのは非常につらかったです
子供って「あと1分待って~!」という頼みが通らないんですよね。
1分も待ってくれません・・・。
あと1分あれば仕事にきりがつくのに!という思いを何度したか分かりません・・・。
当時自分も20代と若かったのでこんな生活もできましたが、30代になった今は到底無理で子供たちと一緒に21時には寝る生活になっています。
私の場合は夜型だったので深夜に仕事をしていましたが、朝型の方であれば子供と一緒に早く寝て早起きして仕事の時間を作る、という事もできるかもしれません。
正直この時期は子供が寝ている時間しか仕事をする時間は作れませんでした。
あとはどうしてもまとまった時間が欲しい場合は実家に預けて時間を作るようにしていました。
会社勤めをしている方に比べたら、格段に子供とは一緒に過ごせる時間は長かったと断言できますが正直とても大変な面も多かったです。
私の場合は仕事が大好きで、仕事が育児の息抜き・ストレス解消につながっていたので続けられましたが子供との時間を大切にしたい場合は無理に仕事をしなくてもいい時期かな・・・と今となっては思います。
幼稚園に入ってから
幼稚園に入ると格段に仕事が出来る時間が増えました。
送り届けてから迎えに行くまでは自分の時間なので、家事は最小限に笑、がーーーっ!と集中して仕事をこなしました。
このあたりから夜も普通に寝れるようになりましたね。
それ以前はどうしても時間を作ろうと思うと子供が寝てからしか作れなかったのですが、ようやく人間らしい生活を送れるようになりました。
とはいえ、幼稚園って帰ってくるのが結構早いので日中仕事ができる時間は長くて5時間程度、短いと3時間くらいのときも。
幼稚園に行くと疲れるのか夜も早く寝てくれるようになったので、夜も19時~22、23時くらいまで仕事が出来るようになりました。
トータルでは8時間ほど時間が作れるようになったので、会社員の方と変わらないくらい仕事ができるようになりましたね。
小学生になってから
小学生になるともっと自分の時間が増えます。
送り迎え不要になりますし、大変なのは最初の1か月だけであとは朝8時から15時までフリータイムです!
ここまでこれば育児をしながらの在宅ワークも難しくなくなってくると思います。
逆に今度は習い事の送り迎えや宿題をみる時間が必要になったことと加齢もあり、自分が夜仕事が出来なくなりました。
なので今は日中と、朝早起きできた日は朝方に仕事をしています。
では、どんな生活になるのかご紹介したうえでメリット・デメリットも解説しますね。
子育て×在宅ワークのメリット
まずメリットですが、
- スケジュールを自由に組める
- 子供の急な体調不良にも柔軟に対応できる
- 子供との時間をたっぷり過ごせる
この3つが大きいです。
会社勤めだとどうしても自分都合ではスケジュールを組めませんし、子供の急な用事に対応する場合でも会社の方に申し訳なかったり、気まずかったりしますよね。
そういったわずらわしさは一切ないのはかなり大きなメリットだと思います。
自分さえスケジュール管理をしっかりすればいいだけなので。
もう1つの最大のメリットはなんといっても子供との時間を大切にできる、という点です。
子供が小さいころ、昼間は毎日子供と公園で沢山遊んで、色々なところにお出かけして思い出もたくさん作ることが出来ました。
夜子供が寝てから仕事をするのは大変でしたが、それ以上に子供と過ごせた時間はかけがえのないものだったと今でも思っています。
会社勤めであればこうはいかなかっただろうな~と。
仕事もしたいけれど、子供との時間も大切にしたい!という方には本当におすすめです。
子育て×在宅ワークのデメリット
ではデメリットもご紹介したいと思います。
いいことばかりならいいのですが、残念ながらデメリットも当然あります。
- 子供が起きている間は仕事にならない(ので、結果仕事が出来ない)
- 寝不足になりがち
- 自分で時間を作る必要がある
- どんなに短い時間でも隙間時間があれば仕事をするくらいの気持ちが必要
- 家族の協力は必須
- つまり結構過酷
子供が起きている間は仕事にならない(ので、結果仕事が出来ない)
まず、育児をしながら在宅ワークと聞くと「子供の面倒を見ながら横で仕事をする」という光景を少なからず想像されると思うのですが、はっきり言ってこれは無理です。
断言できます。
今、上の子は小学生になりましたが小学生なってもなかなか難しいです。
母が仕事をしていると話しかけてくるんですよね・・・
今仕事中だから~~時まで待っていてね。
と声掛けをしていても、まぁ無理です笑
途中で話しかけられると正直その都度仕事が中断になるので、効率も非常に悪いです。
精神的にもイライラします笑
なので私は子供がいるときは仕事をしない!
ともう決めています。
イライラするのもかわいそうですからね。
ただ、家にいれば仕事はいつでもできるので
って思ってしまうこともあります。
そういった心の葛藤がストレスになることもあるので、会社員のように業務時間が決まっていない在宅ワークは会社勤めとはまた違ったストレスを抱えることになるということは覚えておくといいかもしれません。
寝不足になりがち
特に子供が小さいうちは、子供が寝てからしか仕事ができないので寝不足になりがちです。
私も当時1日3時間くらいしか寝ていない時がありました。
でもこれは体調を確実に崩すので皆さんはしないでくださいね。
自分で時間を作る必要がある
いつ仕事をしてもいいということは、自分でスケジュール管理をできないと結局いつまでも仕事をしないということにつながります。
そのため自分でスケジュール管理が出来ない人、時間を作り出すことが出来ない人には向いていません。
特に子育て中は忙しいので、ちょっと息抜きに仕事しよ、くらいじゃないと仕事をする時間は作れません。
好きなことを仕事にできていればいいと思いますが、そうじゃないとストレスになるかもしれませんね。
私は1分でも、5分でも自分の時間があれば仕事をするようにしていました。
たとえ短い時間でも集中して仕事をこなせる気力が必要になってきます。
家族の協力は必須
まとまった時間がないと難しい・・・という方は、ご家族の協力がより必要になると思います。
細切れの時間でも仕事ができるタイプの私でも、子供が幼稚園に入るまでは家族の協力は欠かせませんでした。
実家に時々見てもらったり、夫が休みの日に1日連れ出してくれたりして仕事の時間を確保しました。
ただ、在宅ワークだと
という目でどうしても見られがちなので、在宅ワークでも子供がいると仕事をするのは難しい、ということをしっかり理解してもらう必要があります。
理解してもらえると協力も得られやすくなると思うので、例えば夫に対しては仕事の売り上げを毎月必ず報告したり、仕事の内容を話したりして理解を深めてもらうように心がけていました。
我が家のケースではその内私の方が稼ぎがよくなってしまったので、夫の協力姿勢も格段によくなりました笑。
売上は目で見て分かるデータなので、夫婦で共有すると協力も得られやすくなると思います。
育児をしながらの仕事は本当に大変!でもおすすめできます。
このように、育児をしながらの在宅ワークは本当に大変です。
会社勤めの方よりは楽な面が多いとはいえ、子供がいると仕事にならないのは在宅も一緒。
会社に縛られていない分、自分で自分を管理する厳しさが必要になります。
ただ、子供が小学生になって振り返って思うのは成長をここまで側で見守ることが出来たのは自宅で仕事ができたからですし、いつでも一緒に過ごせた幼少期は親子共にとても貴重な時間だったと思っています。
私は自分自身が親が共働きで、非常に寂しい思いをしたので自分の子供には絶対寂しい思いはさせないぞ!という気持ちで今の仕事を選びました。
今、子供たちは当時の私ほどの寂しさは抱えていないんじゃないかな、と側で見ていて感じています。
子供が小さいのって本当に一時のことですし、時間は戻ってきません。
自分は大変な面もありますが、自分さえ乗り越えられるなら育児をしながらの在宅ワークは非常におすすめですよ。
長年在宅ワークを続けている我が家の日々のタイムスケジュールも公開しているので興味のある方は是非ご覧ください。 こんにちは、ひびといです。 我が家は30代夫婦でセミリタイアをし、子育てをしながらのんびり暮らしています。 実際に経験し、子供が小さいうちは特に夫婦でセミリタイアをするメリットが非常にあると我が家は感 ...
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以上「子育てママ×在宅ワークのメリット・デメリット」のご紹介でした。