我が家の愛猫が耳を頻繁に掻くようになってしまい、病院を受診したところ外耳炎でミミピュアというお薬が処方されました。
実際にかかった費用と、病院で教わった点耳薬のやり方をまとめてみました。
結論から言うと、お薬をさすようになってすぐに改善されたのですぐに受診して正解でした。
猫が外耳炎に。ミミピュアが処方されました。
2匹目の子猫を拾った時にノミダニ駆除のお薬をしてもらっていたのですが、数か月経って頻繁に耳を掻くようになってしまい、検査したところ耳ダニという耳の中に住むダニがいることがわかりました。
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耳ダニは人間にはよっぽど移らないそうですが、猫同士では感染するため1匹目の先住猫も合わせて受診することに。
1匹目もここのところ耳を後ろ足でよく掻くようになっていたので心配で診てもらったのですが、幸い耳ダニは(先生が診た範囲では)いないということでした。
その代わり片耳の中が少し赤くなってしまっていたため「ミミピュア」という点耳薬が処方されました。
これは耳の中に直接垂らす目薬のような形のお薬で、猫ちゃんの他、ワンちゃんの外耳炎にもよく使われるお薬です。
これが病院でもらった説明です。
今回1匹目のエルちゃんはぱっと見は耳ダニではなかったので、レボリューションという首に垂らすお薬+ミミピュアだけで治療することになりました。
メモ
2匹目の耳ダニががっつりいた子猫のジルちゃんはレボリューション+耳の中に直接垂らすお薬を2回しました。
ミミピュアのやり方
病院で教わったやり方です。
1、耳の中にぴっ!と直接垂らす。
2、素早く耳を抑え(耳をぺたんと折るようにして)、軽くぐりぐりする。
そうすることでお薬が耳の中に行き渡るそうです。
3、これを1日2回、3~4日続ける。
猫はお薬を耳に垂らすと違和感ですぐに首をぷるぷるっと振って、せっかく垂らしたお薬を外に飛ばしてしまうのでそれを防ぐために、さしたらすぐに耳を抑えてなじませるとよいそうです。
実際にやってみましたがこれが難しい!
おとなしいタイプの子なら簡単にできるんでしょうが、我が家のエルちゃんはキジトラらしい猛獣タイプ。
嫌なことがあればうぅ~~と威嚇の声と爪出しの猫パンチが容赦なく飛んでくるタイプです。
起きている間に出来ないかな~と何度か挑戦してみましたが、結論から言うと寝ている間にこそっとさしちゃうのが一番簡単でした。
後は寝起きや眠たくてぼーっとしているときに素早くやる感じですね。
ぼーっとしている時にやってもこんな感じで抵抗されます(笑)
さした後はぐりぐり。
この様子は動画でもご紹介しているので、よろしければご覧ください。
猫歴が長い方や保護猫活動をされている方など、手練れの方であればどんな子であってもパパっとできてしまうのでしょうが、猫初心者の私には難しかったです。
猛獣タイプの子には寝ている間にこそっとがお互いにストレスがなくておすすめです。
受診にかかった費用
今回の受診でかかった費用です。
金額 | |
再診料 | 600円 |
ミミピュア(お薬代) | 1200円 |
耳垢検査 | 600円 |
合計 | 2400円(税込み2640円) |
本当はこれに2匹目のジルちゃんの耳ダニ検査や投薬も含まれているので7000円近い金額だったのですが、外耳炎+ミミピュアだけの費用を抜き出すと2640円でした。
ミミピュア自体はそれほど高いお薬ではなく、1度もらえば2~3回(1日2回×3~4日の2~3回分)使えるくらいの量は入っているので割とお値打ちなのではないかなと思います。
実際にその後も耳を掻きすぎてしまって赤くなったことがあったのですが、ミミピュアだけで無事治りました。
猫は言葉が話せないので基本様子は見ずに異変を感じたらすぐに受診するようにしているのですが、かえってその方が医療費は安上がりに済ませられているように感じます。
我が家はペット保険は加入していないのですが日ごろのちょっとした病気なら日ごろの備えで十分賄える範囲なので、このままペット保険には入らずに行こうと思っています。
以上「外耳炎になってミミピュアを処方されました」というお話でした。