野良子猫を拾い今ではすっかり家族の一員となった我が家ですが、なんと先日もう1匹拾ってしまいました・・・!
全く予定していなかった事態に再び大騒動になったわけですが、さすがに2回目ともなれば1回目の経験が活き前回よりスムーズに保護することが出来ました。
幸いまだ一緒に暮らせる余裕があったので、新しい家族としてお迎えすることが決まり、現在は先住猫のことを考え別の部屋に隔離して暮らしています。
インスタでは少しまとめましたがどういう経緯で保護したのか、保護してからのこと、現在についてまとめてみました。
再び野良子猫と出会う
我が家のアイドル、愛猫のエルは子供のピアノ教室の帰り道に側溝で出会いました。
かねてから野良子猫ちゃんを拾って一緒に暮らすのが人生の夢だった私にとって、突然夢が叶った瞬間で、わからないながら手探りでなんとかここまで過ごしてきました。
1度目の時は夢だったとはいえ、前知識ゼロで拾ってしまったため、その時も大慌て、後々もかなり大変な思いをすることに・・
※詳しくはこちらの記事にまとめています。 実は1~2か月ほど前、子猫を拾いました。 全く猫を飼う予定もなかった我が家ですが、猫は大好き。 幸い今の我が家ならお迎えできる状況だったので、そのまま家族としてお迎えすることになりました。 この数か月 ...
猫が我が家にやってきた【野良子猫を拾いました】
ようやくエルとの暮らしにも慣れ、生後約6か月ごろになり、もうそろそろ避妊手術もしなくてはと予約を入れた矢先の出来事でした。
我が家は休日は家族で公園に出かけることが多いのですが、その日はいつも行かない公園に出かけていました。
エルを拾ってから、野良で暮らす猫たちのことが気になるようになり、外に出ては猫がいそうな場所を無意識で探すようになっていた私・・・
成猫ちゃんの場合、野良の子を見つけたからといって何をするわけでもないのですが、なんだか気になってしまい側溝や家と家の間など猫がいそうなところを目で追ってしまう自分がいました。
ちょうどその日も、「公園って野良ちゃんがいそうだな~」とかのんきに思いながらきょろきょろしていたのですが駐車場の側に黒い影を発見。
何やらぴょこぴょこ動いている・・・
でも小さい!
なんだ!?猫か!?でも違う生き物かも・・・
とか思いながらそっと近づいてみると、三角の耳が見えるではありませんか。
これは子猫だ!!!!
と直感し、周りを見回すも他に家族らしき猫はいない・・・
兄弟で固まっていたり、お母さん猫がいそうな場合は見守るのも1つかもしれない、と思って黒い毛玉ちゃんに気を配りながら探してみるも、どうやらいなさそう。
エルを拾った時も1匹でいたので、この子もそうかもしれない・・・
見た目もエルを拾った時と同じくらい(つまり生後2か月くらいは経っていそうな感じ)に見えたので、最悪お母さんがいたとしてももう保護(という名の拉致)しても大丈夫だろうと判断。
さて、どうやって保護するか・・・
エルの時はお腹がすいていたようで、持っていた食べ物に釣られて自分からカバンの中に入ってくれました。
でもこの子はなんだかぴょこぴょこ遊んでいるし(茂みのあたりで遊んでいました)、結構近づいても逃げない・・・
ということで、電光石火の速さでパパがひょいっ!と抱っこしました。
エルの時に、しっかりキャッチしないと子猫はするりと逃げてしまいことを経験していたので「絶対離しちゃダメ!」と。
パパの大きな手でがっちりホールドし、あっさりつかまえることが出来ました。
急いで病院へ
パパが子猫ちゃんを抱っこしたとき、おなかに大きなノミ(おそらくメスのノミ)がお散歩しているのが見えてしまったのでひとまず空き袋の中に入ってもらい、逃げないようにがっちり袋の口をつかんで急いで自宅へ・・・(このあたりは1回目の時のデジャヴ)
帰宅後キャリーを用意して子猫を入れ、急いで動物病院へ。
1回目の時に、病院に行く前に家にあげてしまい、家の中をフリーにさせてしまったばかりにノミの駆除が本当に大変だったため、今回は「絶対に家にあげてはいけない!」ということをわかっていました。
家に連れ帰る前に、必ず病院を受診。
これ、ノミダニ駆除だけではなく特に子猫の場合は健康状態や月齢を見てもらうためにもとても大切なことだと思うので絶対必要なことだと思っています。
無事に受診後、健康状態も〇、恐らく女の子、生後2か月くらいだろうということがわかり、ブロードライン(ノミダニなどの駆虫薬)もしっかり塗ってもらいました。
2日後にお風呂に入れますとのことだったので、3日間はミニケージになるキャリーバッグの中で過ごしてもらうことに。
保護当日の様子を動画にまとめています。
駆虫隔離期間
ネコノミを経験されたことがある方はご存じだと思いますが、駆虫薬を塗ると体に薬が回り、いきなりノミが死ぬわけではなく、弱ったノミがうごうごしたのちにバタっとお亡くなりになります。
そのため、キャリーバッグのメッシュの隙間から弱ったノミが大量に・・・地獄絵図でした。
今回ノミの数を数えてみたのですが、なんとこんなに小さな体に70~80匹のノミがいました。
だからか、保護したときちょっと足取りがフラフラしていたんですよね。
小さな体の一体どこにこんなに大量のノミがいたのか・・
ノミ恐るべしです。
駆虫期間中もまだ子猫なのでほったらかしはあまりにも心配で、ごはんの時間以外にも2時間おきにチェックし、その都度キャリーから出てきてパタっと倒れているノミをテープでお掃除・・
キャリーでの隔離は初めての経験だったので、試行錯誤しながらなんとか3日間持ちこたえることが出来ました。
その間、子猫のお部屋にお世話をしに行くと、子猫ちゃんが「だせーっ!だせーっ!」と鳴くのでエルにはすぐにばれてしまい・・・
お世話をしに行くと「どこに行くの~~!!」と「あおーんにゃおーん」と鳴かれてしまい・・
あっちもこっちも阿鼻叫喚という状態でした(笑)
そして黒子猫ちゃんだったので、黒メッシュのキャリーだと表情がなにもわからない(笑)
ご飯を食べている隙に少し隙間をあけて状態を確認する毎日でした。
隔離期間中の動画がこちらです。ノミがかなり出てくるので、閲覧には十分ご注意ください。
お風呂に入り、隔離部屋へ
3日経ったので、パパがお風呂に入れてくれました。
お風呂にもノミがぷか~~~(恐怖)
お風呂の後、キャリーを洗ったら30匹くらいノミの死骸が出てきました(地獄絵図)
黒子猫ちゃんは、お風呂に入れてもらったらふわふわになり、ちょっとくちゃかったのですがいい香りになり、やっとちゃんとお顔を見ることが出来ました。
初めてのお風呂の様子です。
エルが大きくなったので、すごく小さく感じます。
とってもかわいいです~
名前はパパが「ジルちゃん」と名付けました。
その後は感染症などが万が一ある場合エルに移るといけないので、隔離部屋の中にケージを入れケージメインで隔離部屋で時々フリーに。
今は隔離期間が終わったので、徐々に会わせる準備を進めています!
このあたりの先住猫と子猫が仲良くなるまで(なれるのか?)のことは、追々詳しくまとめたいな~と思っています。
正直今回、黒子猫のジルはエルを拾わなかったら絶対出会わなかったと思うんですよね・・・
気付かなかったと思うんです。黒くてよくわからなかったし。
まさかこの短期間に猫2匹と暮らすことになろうとは・・・1年前は到底想像していませんでした。
人生何があるか分かりませんね!だからこそ面白い。
30代で人生がこれほどまでに変わるとは正直自分でも思っていませんでした。
まだ4か月ですが猫たちと暮らしてみて、セミリタイアと猫との暮らしは相性抜群というのも感じているので、時期が本当によかったな~と思います。
このあたりもまた別記事にまとめたいですね。
ジルたんをこれからよろしくお願いします♪