ヤフオク(Yahoo!オークション)は不用品処分にもとても便利で副業や副収入を得るにも手軽に使えるツールの1つですが、個人間での取引になるためトラブルに遭う可能性も0ではありません。
今回は実際にこれまでに私が遭遇したトラブルをもとに、トラブルに遭わないようにするための鉄則をご紹介します。
問い合わせが出来るサポートセンターも用意されていますが、正直役に立たないので初めからあてにしないように、自分で防衛する方法を身につけましょう。
目次
ヤフオクでのトラブル事例
私はこれまでにヤフオクで600回以上の取引実績があり、最高20万円月に売り上げたことがあります。 こんにちは、ひびといです。 我が家では子供が幼稚園にあがったのをきっかけに、徹底的にものを処分しています。 その結果、不用品処分で半年で80万円以上稼ぐことが出来ました。 断捨離をすると生活も楽になる ...
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そんな私ですがヤフオクを長年利用してきて、トラブルに見舞われたことが何度かあります。
トラブルに遭うと精神的にも疲弊しますし、時間もロスし何もいいことがありません。
なのでこれから利用しようと考えている方は是非トラブルに遭わないために今回ご紹介する対策を実践して欲しいと思います。
私が遭遇してしまったトラブルはどんなものだったかというと、全て外国人の方がらみのトラブルです。
決して偏見があるわけではありませんが、この点については紛れもない事実なのでそういうしかありません。
1つ目は米国基地に発送して欲しいというもので相手が外国の方で日本語が一切通じず取引がスムーズに進まなかったというもの。
この事例では結局言語が通じないため、取引不能だと判断し一方的に取引を中止せざる得ませんでした。
相手が送ってくれた送付先に送付したものの米国基地だったため宛名不十分で商品は返ってきてしまうし、米国基地に電話までして対応しようとしたのですがうまくいかず、時間も精神的にもロスが多くかなり疲弊しました。
2つ目も外国の方とのトラブルで、宛名が外国名だったため「日本語でのやり取りがきちんとできるか」と取引ナビで確認の連絡を入れたのですが一向に連絡がこず・・・
1件目と同じようなトラブルに発展するのが嫌だったので取引を中断するものの「非常に悪い」評価を付けられてしまいました。
こちらもかなり精神的に疲弊して最悪でしたね。
ですが出品者として対策をしっかり取るようにしてからはこのようなトラブルには一切見舞われなくなりました。
そこで今回はこれからヤフオクを利用してみたいという方にも、既にトラブルに合ってしまいもう最悪‥という方にもおすすめな、今後トラブルに合わないためのコツをご紹介したいと思います。
ヤフオクでトラブルにあったらどうしたらいい?
ヤフオクにはサポートセンターが用意されているのですが、はっきり言って全くあてになりません。
落札者が誠心誠意対応していても、そこは見てくれませんし、ザル対応です。
なのでサポートセンターには一切期待しないようにしましょう。
一応問い合わせ先はあるのですが、私の場合は連絡するだけ無駄でした笑
※お問い合わせフォームはこちらです。
ヤフオクお問い合わせフォーム
サポートセンターとのやり取りは電話ではなくメールになりますが、あまり期待しないように活用するのがおすすめです。
万が一詐欺にあってしまった、など事件に発展するようなトラブルの場合は深刻なので一応サポートセンターにも連絡を入れつつ、警察や消費者センターなどしっかりとした公的機関に連絡を入れるのがおすすめです。
トラブルを避ける方法
では、実際に私がトラブル0を実現した鉄則3つをご紹介します。
匿名取引のみにする
1つ目の鉄則は「匿名取引のみにする」ということです!
これは絶対外せない条件になります。
匿名取引にすると、
- 氏名
- 住所
- 連絡先
などの個人情報はお互いに全て伏せた状態での取引となります。
特に自分が出品者の場合、落札者様の送付先住所は落札者様が画面上で記入した住所になるため、こちらのミスで届かなかったというリスクを避けることが出来ます。
出品者の場合は送る際にQRコードをコンビニや郵便局で読み込み、ラベルを出してレジに持っていくだけなのでミスのしようがありません。
ちなみにヤフオクでは匿名配送が出来る発送方法は限られており、
- ゆうパックお手軽版
- ゆうパケット(3㎝厚み以下の小さい荷物に限った発送方法)
- ヤフネコ!パック
この3つのみです。
ヤフネコパックは利用したことがありませんが、全て追跡番号がつきますし、ゆうパックお手軽版とゆうパケットでトラブルになったことはないので安心して利用できる発送法だと思います。
万が一、宛名不十分や受取不可で荷物が戻ってきてしまった場合でも匿名配送の場合は落札者様のミスに違いないので、再送の際に改めてかかる送料は落札者様負担でお願いできますし、それは嫌という場合にはそこでお取引終了にしてヤフオク側に連絡をすればヤフオクから相手先に返金もされるので問題ありません。
ちなみに私がトラブルに遭った事例は両方ともレターパックプラスでした。
つまり個人情報をやり取りして発送する方法だったんですね。
レターパックは便利な発送方法ですが、トラブル回避のためには使わないようにしましょう。
説明文に免責事項をしっかりと記載する
2つ目の鉄則は「説明文に免責事項をしっかりと記載する」というものです。
私が必ず記載しているものは以下の7つです。
- 日本語が通じる方のみ。
通じない場合は「落札者都合での削除」をする旨を記載。 - いかなる場合も返金・返品には応じない。
- 中古の場合は商品の状態に関して見落としがある可能性を記載。
- 状態に関してはあくまでも個人的な見解である旨を記載。
- 梱包は簡易包装のみ。
- 万が一窓口にもっていった際に送料に差額があったとしても返金は不可。
- 領収書の発行はしない旨を記載。
他にも出品するものによって追加で記載することはありますが、この7つは必ず記載するようにしています。
説明文にしっかりと免責事項を記載しておけば、後でクレームをつけられる危険性を下げることが出来ます。
最低限でもこれくらいは書くようにすると安心です。
領収書に関してはこちらの記事でも詳しく解説しているので、是非ご覧ください。 ヤフオクで出品者として取引をしている際に落札者の方から領収書の発行を依頼されることがあります。 ヤフオクでは「かんたん決済」というシステムが導入されており、その取引明細で代用ができるため出品者が必ずし ...
ヤフオクの領収書依頼の断り方【取引明細で代用が出来ます】
メモ
ただし簡易包装といってもぷちぷちには必ず包むようにしています。
過度な梱包を求める方もまれにいますので、その場合は別途梱包料を上乗せでいただくなど(資材も手間もかかるので)相談の上で個別に対応すれば大丈夫です。
落札者様はお客様という意識で丁寧・迅速な対応を心がける
3つ目は「落札者様はお客様という意識で丁寧・迅速な対応を心がける」という点です。
ヤフオクはあくまでも個人間のやり取りとはいえ、落札者の方はお金を払って自分の出品している商品を買ってくださるお客様です。
これまで600以上の取引をしてきた私の経験からすると、その意識を忘れずに迅速に、誠実に丁寧に対応をすれば相手がよほどの方ではない限りトラブルにはなりにくいです。
実際に私は心がけているのは以下の3点です。
- 落札してもらったらこちらから取引ナビにてお礼をかねて早めに連絡を入れる。
- 入金があったら(土日祝日を除く)翌日には必ず発送をする。
- 発送をした段階ですぐに「非常に良い」の評価を付ける。
取引ナビでの連絡は必須ではありませんが、感謝の気持ちを伝えるためと、こちらが最後まで取引をする意思表示を兼ねて必ず連絡をするようにしています。
また、発送は迅速に!
入金があった翌日には発送をし、土日祝にかぶる場合は必ず取引ナビで連絡をしています。
最後のポイントは「こちらから非常に良いの評価を先につける」という点です。
入金までに時間がかかっても、最終的にきちんと入金してくださった方には必ず「非常に良い」の評価を発送の後すぐにつけるように心がけています。
ヤフオクの評価は後からでも変更が出来るので、万が一発送後にトラブルになった場合は変更すればいいだけ。
先に非常に良いの評価を付けると、ほぼ確実に相手の方も「非常に良い」の評価を付けてくれます。
自分がいい評価を欲しいのであればまず自分から。
そうすることでお互い気持ちよく取引を終えることが出来ると考えています。
外国の方との取引は避けた方がいいかも
匿名配送にした場合は説明文に記載しておくしか対策方法はありませんが、私の経験上「外国の方との取引は避けた方が無難」です。
重ねて言いますが、決して偏見などがあるわけではありません。
ですが600件以上取引をして実際にトラブルになった2人は外国の方でした。
もちろん外国の方でも丁寧に真摯に取引をしてくださる方はいました。
ですがトラブルになった際のやりとりも日本語が通じないだけでかなりネックになります。
そういったリスクを避けて気持ち良く利用するには、やはり避けた方がベストなんですよね。
もしこれから利用してみようと思う方がいましたら、参考になれば幸いです。
以上「ヤフオクでトラブルを避ける3つの鉄則」のご紹介でした。