ブログ運営を始めようと思った時に、ブログの名前(タイトル)をどうしようか悩むケースはとても多いと思います。
今回はブロガー歴7年のひびといが日ごろ実践しているブログ名の決め方を詳しくご紹介します。
どうしても決まらない時に使える、便利なキーワードもまとめました。
結論から言ってしまうとなんでもいいんですが、ネガティブ、人を不快にさせるようなキーワードはやめておくのが無難です。
目次
ブログ名、ブログタイトルの決め方
ブログ名はそのサイトの顔になる大切な部分なので、じっくり熟慮するのがおすすめです。
最悪、後からでもいくらでも変更はできるのですができれば初めに決めたタイトルでドメインも取得すると一貫性を出すことが出来ます。
実際に私もこれまでに1つのサイトで2~3回名前を変えた経験があります。
指名検索※されるほど育っていない場合は名前を変えても影響はあまりありませんが、できれば初めから気に入った名前を付けることが出来ればベストです。
自分のブランドを持つ、という意識で考えていきましょう。
参考
「指名検索」とは、自分のブログ・サイトの名前で直接検索されることです。
「ナビゲーショナルクエリ」とも呼ばれ、例えば「ユニクロ」や「無印良品」といったように「Tシャツ 無地」とかではなく直接ブランド名で検索されることを言います。
では、決め方のコツを先にご紹介しますね。
- 4文字程度の短いものにする
- 語呂がよく、簡単に読めるものにする
- テーマが明確なら想起しやすいものにする
- 他と被らないものにする
- ドメインが取得できるものにする
この5つです。
これらを意識してつけると、読者にも覚えてもらいやすいサイトにすることができます。
テーマがまだ決まっていない!という場合はこちらを参考に考えてみてください。 ブログを始めたい!と思った時に、初心者の場合「どんなテーマがいいのかな?」「決め方がわからない」と悩むケースが多いと思います。 今回はブログテーマが決まらない時におすすめの、ブロガー歴7年の私も実践し ...
ブログテーマの決め方とは?決まらない時におすすめの裏技を紹介。
4文字程度の短いものにする
例えばこのサイト「ひびとい」も4文字で名前を意図的につけています。
読みが4文字でなくても、字面が4~5文字程度なら短いと考えても大丈夫です。
世の中を見まわしてみても、短い名前のブランドというのはとても多いです。
- ユニクロ
- NTT
- イオン
- ナイキ
- ジブリ
など日ごろの生活を見回してみても、短いブランド名は多く、頭に残りやすいというのも経験上よくわかると思います。
デザイナーの名前のブランドも多いからでしょうか。
短くシンプルな名前にすることは、名前を覚えてもらいやすい = 固定ファンを増やしやすい というメリットもあります。
もし名前に悩んだ時は「短さ」も1つの目安にしてください。
語呂がよく、簡単に読めるものにする
2つ目は口に出して読んだ時に「語呂がよく、簡単に読めるものにする」という点です。
特に漢字や英語を使いたい場合は「簡単に読める」という点は重視したほうがいいです。
おしゃれな響きの言葉でも、その文字が読める人が少なければ覚えてもらう機会をみすみす逃しているようなもの。
できればカタカナや平仮名でも表記できるものがおすすめです。
3、テーマが明確なら想起しやすいものにする
3つ目のコツは「テーマを想起しやすいものにする」という点です。
ただしこのサイト「ひびとい」はこのポイントは無視してつけています。
もしも考えているテーマを想起しやすいいい名前を思いつくことが出来て、他にもまだ取られていなければイメージしやすい名前がおすすめです。
- ぐるなび
- 食べログ
などはイメージもしやすく、とても分かりやすい例だと思います。
他と被らないもの
4つ目に大切なことは「他と被らない」という点です。
具体的には
- 商標が被らないか(すでに取得されていないか)
- ネット検索でひっかかるサイトがないか
この2つが大切です。
商標を調べる
商標はいわずもがな、すでに登録されているものを勝手に使うことはできません。
なので思いついたキーワードがあれば私はまず商標検索をして調べるようにしています。
商標で引っかかればアウトですし、取られていなければ第一関門は突破です。
商標は「特許情報プラットフォーム」というサイトで簡単に調べることが出来ます。
特許情報プラットフォーム
サイトにアクセスし、「簡易検索」を使ってください。
「四法全て」にチェックで大丈夫です。
当サイト「ひびとい」で実際に調べた検索結果をご紹介すると「特許・実用新案」で2件ヒットしていますが、「意匠」と「商標」は0件でした。
念のため「特許・実用新案」もクリックして詳しくチェックしてみると、特許の要約文の中に「割れやひびといった損傷が生じることなく、」という一文を見つけることが出来ました。
※特開2013-241681より引用
該当する部分はイエローマーカーで分かりやすく表示されるのでぱっと見ですぐにチェックすることが出来ます。
この「ひびといった」の部分に引っかかっていたんですね。
これなら問題ないということが分かったので、商標検索はクリア、という流れです。
プラットフォームはとても簡単に使うことができるので、是非調べてみてください。
ネット検索で調べる
商標をクリアしたら次に行うべきなのは「ネット検索」です。
ネットで調べてみて、同じ名前のブログやサイトがあればアウトです。
ブログ名で商標を取っている人は個人の場合はあまりいないので、ここでアウトになるケースもとても多いです。
限りなく似た名前も、もしあれば避けるのがベター。
ここでもかぶらなければその名前を使っても大丈夫です。
ドメインが取得できるもの
5つ目のポイントは「ドメインが取得できるもの」です。
4つ目のポイントの「他と被らない」という点をクリアできていれば、ドメイン取得は難しくないと思います。
できればサイト名とドメイン名は同じにするのがおすすめです。
例
ひびとい = hibitoi.com
こういった感じですね。
ちなみに私はいつもドメインを取得する際は、新たにレンタルサーバーを契約する場合はエックスサーバーで無料でついているドメインを1つ、
サーバーは契約済みでドメインだけ新たに取得したい場合はお名前.comを利用しています。
どちらも7年間ずっと愛用していますが費用を抑えて始めやすく、使いやすいのでおすすめです。
もし後から名前を変えたくなったら?
ドメインを取得した後に名前を変えたくなった場合ですが、変えてしまっても私の経験上はあまり影響はありませんでした。
サイト名とドメイン名が一致しないサイトも運営していますが、運営上の問題は今までありません。
ドメイン名と名前が一致している、というのは読者に方に安心感を与える1つの材料だと思っています。
なので一致しないと絶対ダメなのか、というとそうでもないというのが答えです。
ここまで5つのコツをご紹介しましたが、一発でいいアイディアが出せる人というのはあまりいないと思います。
まずは紙やメモ帳ツールなどに思いついた名前をひたすら書きだして、アイディアを出すことが大切です。
その中で「これはいいんじゃないか?」というものが見つかれば商標検索、ネット検索をしてチェックしてみてください。
どうしても決められない時に便利なキーワード
ここまでの方法でもどうしても決められない!というときは便利なキーワードを組み合わせて作るのも1つの手です。
例えば
- ~部
- ~クラブ
- ~ラボ
- ~ログ
- ~部屋
- ~色(~いろ)
- ~ナビ
- ~ニュース
など。
例えばハムスターのサイトを運営したい!と思っている場合
- ハム部!
- ハムナビ
- はむいろ
- ハム部屋
などなど。
色々考えられそうです。
ただしこの手法を使って付けているサイトもとても多いので、ニッチなテーマでない限りすでに取られている可能性も高いです。
先ほどの項目4の「他と被らないもの」でご紹介した方法で、必ず被っていないかチェックしてくださいね。
考え方はシンプルに!愛着の沸く名前にしよう
最後に、なかなか決まらず色々考えていると煮詰まってしまいますが「あくまでも考え方はシンプルに、愛着の沸く名前に」というのが大切だと思っています。
どんなにスマート、おしゃれで覚えやすい名前でも自分が気に入っていなければ嫌ですよね。
ブログは自分がメインとなり育てていくもの。
愛着の沸く名前にしてあげると長く付き合っていけると思います。
以上「ブログ名の付け方」のご紹介でした。
素敵な名前が見つかりますように!