東京ディズニーリゾートやイクスピアリなどを運営する「オリエンタルランド(4661)の株主優待」についてご紹介します。
ディズニーリゾートの1日パスポートチケットが貰える優待が特徴の銘柄ですが、パークで使う他金券ショップやヤフオクなどで換金することも可能です。
※ただし注意点があります。
買取相場はいくらくらいなのか、株主優待とクラブ33との関係についても解説します。
目次
オリエンタルランド(4661)の株主優待の内容は?
オリエンタルランドでは以下の条件で優待を受けることが出来ます。
所有株式数 | 9月末 | 3月末 | チケットの合計枚数 |
100株以上 | なし | 1枚 | 1枚 |
400株以上 | 1枚 | 1枚 | 2枚 |
800株以上 | 2枚 | 2枚 | 4枚 |
1,200株以上 | 3枚 | 3枚 | 6枚 |
1,600株以上 | 4枚 | 4枚 | 8枚 |
2,000株以上 | 5枚 | 5枚 | 10枚 |
2,400株以上 | 6枚 | 6枚 | 12枚 |
100株の次が400株なので結構ハードルが上がるな~と思います。
ただ、ご家族がいる場合は1人が400株買って年間2枚受け取るよりも、2~4人いればそれぞれの名義で購入したほうが少ない購入価格で多く優待チケットをゲットできます。
例を挙げてみます。
人数 | 所有株数 | 優待チケットの枚数 | 備考 |
1人 | 400株 | 2枚 | |
2人 | 2人×100株=200株 | 2枚 | 半分の価格で同じ枚数のチケットをゲット |
3人 | 3人×100株=300株 | 3枚 | |
4人 | 4人×100株=400株 | 4枚 | 同じ価格で倍の枚数のチケットをゲット |
という感じですね。
家族でディズニーリゾートが大好きで応援しているならこういう買い方も1つですよね。
我が家もオリエンタルランドに関しては、ディズニーリゾートが好きすぎるあまり保有しているという理由があります。
本当に好きなので、心から応援しているんですよね。
経営体制に関しては賛否両論あると思いますが、唯一無二のブランド・場所だと思います。
ディズニーリゾートに代わることが出来る場所・ものってないんですよね。
これは断言できます。
代わりが利かないものって最強だと思っているので、オリエンタルランドの今後にとても期待しています。
基準日
9月末・3月末です。
つまり、9月末・3月末の権利確定日までに100株以上所有している必要があります。
長期保有優待もある
また決まった期間に長期保有をしていると+でチケットを受け取ることができる時期があります。
現在は
イベント | 東京ディズニーリゾート40周年 |
条件 | 2018年9月30日から2023年9月30日までの全ての基準日に同一株主番号で100株以上保有 |
優待券の枚数 | 所有株式数にかかわらず一律 4枚 |
配布時期 | 2023年12月(予定) |
と、ディズニーランド40周年を一つの区切りとして40周年の年に+4枚受け取ることが出来ます。
ただしこれは2018年から所有し続けている人だけのサービスになります。
次はおそらく45周年になると思うので、今から買う人は45周年の長期保有優待を目指す必要がありますね。
ディズニーの1dayパスポートの値段は?
では、ディズニーランド・シーの1dayパスポートの値段はいくらなのかというと8,200~8,700円です。
メモ
土日祝日・GWなどは休日料金となり、8700円です。
つまり8200~8700円の価値があるというわけですね。
以前はパスポートも6000円台~7800円くらいでしたが年々値上がりしており、結果優待利回りは上がっています。
いずれは1万円台になるのではないかな~と思っています。
新エリア開発も進んでいますし、今後成長するに連れて入場料が高くなっていくのはいたしかたないことかな、と。
年パスもいずれアメリカのディズニーワールドのようになくなる可能性もありますしね。
優待利回りは?
優待利回りについても調べてみました。
優待利回り | 0.55% |
配当利回り | 0.17% |
優待利回り+配当利回り | 0.72% |
※2021年8月13日終値で計算。
利回りはあまり期待できませんね。
個人的にも配当利回りや優待利回りよりも成長性に期待している株です。
以前はNISA枠でも買うことが出来る株価だったのですが、今は買えなくなってしまいました・・・。
優待パスポートの有効期限
優待パスポートの有効期限は基本的に1年です。
ただしコロナ禍では有効期限が延長されることが何度かありました。
まだまだどうなるかわからない情勢なので、ホームページなどをこまめにチェックする必要がありますね。
デザインも毎年変わる!
ディズニーファンならではの楽しみ方の1つですが、優待チケットのデザインはそのシーズンのイベントの柄になっていることがほとんどです。
例えば今回はディズニーシー20周年を記念したイベントのデザインですよね。
ファンとしては届く優待券がどんなデザインなのかも楽しみの1つだったりします。
株主通信も楽しみの1つ
また株主だけに贈られてくる「株主通信」もディズニーリゾートの最新の情報が掲載されているのでファンとしては会報誌のような感覚で心待ちにしています。
所有している銘柄の中で一番株主通信を楽しみにしているといっても過言ではありません笑
新エリアや新アトラクションなどの情報が載っているケースもあるので、見ているだけでワクワクするんですよね~
優待パスポートの買取相場は?
買取相場の話をする前に、大前提としてオリエンタルランドでは有償・無償を問わず他人への譲渡を認めていません。
特に営利目的での不正な転売が確認された場合はチケットを無効にする、と株主用パスポートの台紙にもはっきり記載されています。
もともとディズニーではチケットの転売などは認められていないのは有名ですがこれは優待券であっても同様です。
なのでこの後の情報についても転売を勧めるものではありませんのでご注意ください。
個人的には転売はせず、自身で使うのが1番だと考えています。
金券ショップの場合
まず金券ショップの場合ですが、開封済みのものは買い取ってもらえないケースもあります。
実際に自宅近くのイオンの中にある金券ショップで売られていたことがあり、
とお店の人の聞いたところ
との回答でした。
買取相場はそのお店やネットで調べた価格によると
有効期限が近いもの | 2500円 |
一番最新のチケット ※有効期限が一番長いもの |
3500円~4200円 |
このようになっていました。
※時期によって変わる可能性があります。
ヤフオク・メルカリの場合
ヤフオクやメルカリなどのネットオークション・フリマアプリの場合はどうでしょうか。
ざっと調べた感じだと
有効期限が近いもの | 5000円~5500円 |
一番最新のチケット ※有効期限が一番長いもの |
6000~7000円 |
くらいですね。
金券ショップよりは格段に高く売れる傾向にあります。
需要があれば高額でも売れるというのもネットオークションならではですね。
注意ポイント
あくまでも優待をお金に直すといくらになるのか、という参考値として掲載しました。
オリエンタルランドは推奨していないので、注意してくださいね。
クラブ33に入れるの?
これ、勘違いしている方が多いようなのですがクラブ33とオリエンタルランドの株主優待は全く関係がないので注意してください。
残念ながら株主になったからといって入れる場所ではないんですよね・・・。
クラブ33とは?
会員の方か、会員の知り合いがいて紹介してもらえる人しか入ることが出来ません。
以前はJCBカードのザ・クラスというカードであれば年に1度特典で入ることが出来たのですが、その特典も
年1⇒抽選⇒抽選すらなし(特典からクラブ33が消える)
という流れで変わり、今ではザ・クラスを持っていても入ることが出来なくなってしまいました。
もしかしたら大株主にでもなれば入れるのかもしれませんが、2021年8月現在大株主リストの一番下に掲載されているState Street BANKの持ち株数が3683株なので、それを上回る株数を持っていないと大株主になることすら難しそうです。
8月13日の終値が15,745円なので、15,745×3683=57,988,835円、つまり約5800万円以上オリエンタルランドの株を所有しないと大株主にはなれないんですね。
大株主になったからといって、入れる保証はありませんしね。
いつかなってみたい~~
個人的には1000株以上かつ長期保有者特典とかでクラブ33の予約権がつくようになったら最高だよな~と思っています。
我が家の株主優待チケットの使い方
実は我が家はディズニーリゾートが大好きです。
そのため毎年ありがたく1dayパスポートの代わりに使わせてもらっています。
優待チケットは子供の分で使うよりも大人が使ったほうが格段にお値打ちなので、大人が優待券を使いますね。
ただコロナ禍になり、抽選でしか使えなくなってしまったので使い勝手は以前よりも悪くなってしまった点が残念です。
これもコロナが落ち着けば以前のように提示するだけで使えるようになるはずなので、40周年を迎える2023年までには何とか落ち着いてほしいなぁと願っています。
お近くにお住いの方は抽選方式でも行きやすいかもしれませんが、我が家は遠方なので抽選だとなかなか難しいんですよね・・・。
またいつか以前のようにディズニーリゾートを楽しめるときが来るのを心から願っています!
以上「オリエンタルランドの株主優待」のご紹介でした。