こんにちは、ひびといです。
私は現在不動産投資はしておらず、今後する予定もありません。
理由はいくつかあるのですが、結論を言うと失敗のリスクと不動産経営によるストレスが利回り以上にあると感じるためです。
何も不動産投資ではなくても投資はできますし、不労所得も作ることが出来ます。
詳しく解説しますね。
目次
不動産投資をしない理由
投資ではなく「経営」になるから
1番の理由は、不動産投資という名前がよく知られていますがその実態は「不動産経営」だからです。
不動産で儲けようと思ったらしっかり勉強をし、取得した後もしっかり経営していくことが必要不可欠となります。
現在の私では勉強も足りていませんし、不動産経営を出来るほどのキャパがありません。
不動産を経営する余裕があれば本業を頑張りたいな~というのが今のスタンスです。
気軽に手を出せるものではなくそのための準備も整ってないというのが1つ目の理由です。
不動産投資からの家賃収入などを不労所得と呼ぶ方もいますが、そこにかける労力を考えると不労所得と呼べるのは株の配当金に勝るものはないのでは?とも思っています。
少子化による借り手の減少のリスク
2つ目は不動産投資を考えた時にどうしても少子化による借り手の減少リスクがぬぐえません。
今後借り手がどんどん増える(子供がわんさか生まれる)ような政策もなければ、世の中もそのような流れにはなっていないと子育て世代ながら感じています。
未来の借り手が減っているのに果たして不動産に未来はあるのか?私には分かりません。
既に私の子供たちが大人になるころには、今より不動産の価値って下がっているのではないかな?と思います。
IT技術の進化によって働き方も多様化し、都市と地方との格差も狭まってきていますしね。
諸外国ならいざ知らず、少なくとも日本では微妙ではないかな~と思っています。
借り手のリスク
不動産について勉強しよう!と思い、一時期色々な本を読むだけではなくYoutubeの楽待などを視聴していました。
そこで明らかになったのは「借り手によるリスク」がかなりたくさんあるということです。
例えば
- ゴミ屋敷にされる
- 賃料の未払い
- 騒音トラブル
- ペットのトラブル(無断で飼育なども含めて)
- 夜逃げ
などなど・・・。
もちろん対策は色々あるのでしょうが、元来人付き合いが苦手な私は不動産経営をすることによって生じるトラブルがものすごく精神的な負担につながる、と感じました。
メモ
楽待チャンネルはかなり勉強になるので不動産投資に興味がある方にはおすすめです!
こんな人いるの・・・!?と人間不信になりそうな借り手さんもたくさん登場するので、心構えの1つとして勉強になると思います。
不動産において相手が様々な人間、というのはかなりのリスクだと思います。
株の場合はまず会社があり、その後ろに当然勤めている方や利用されている方はいますが、基本的に相手にするのは企業ですよね。
人間って本当に色々な人がいます。
いい人もいれば悪い人もいます。
ひとくくりにできない人もたくさんいます。
私の場合ですが、そういった不確定要素の強い人間相手より株式の方が安心感がはるかに高く、運用も楽しく、ストレスもありません。
小分けにして売買が出来ない
4つ目の理由は小分けにして売買することが難しいという点です。
例えば資金繰りが苦しいから少しだけ売りたいと思っても投資信託や株のように少ない価格や単位で売却することが難しいですよね。
マンション1室や一軒家を小分けにして売ることができるでしょうか。
できませんよね。
これが個別株や投資信託なら可能です。
不動産は手数料も高いです。
そう思うとわざわざ色々なリスクを負って不動産を所有しなくても、株1本で充分だなというのが私の考えです。
絶対に借金はしたくない
5つ目は絶対に借金をしたくないから、というものです。
もちろん借金をせずとも不動産投資はできますが、借金をして人のお金で利益を出すというのはセオリーですよね。
ハイリスクハイリターンとも言えますが、私の性格には合っていないためやるなら無借金で小さく始めるべきだなと考えています。
不動産に投資したいならREITやETFで充分
以上の理由から私は不動産投資には手を出していません。
どうしても不動産に投資したいと思ったら、REITやETFで充分という結論に至りました。
現在保有している米国ETFのSPYDも不動産セクターはなんと20%を超えています。
つまりSPYDを持っておけば実質不動産投資は可能、ということですね。
これは文字通り「不動産投資」と呼べると思います。
しかもリートやETFは小分けにして売却も可能なうえ、自分で経営に携わる必要は一切ありません。
そこも大きいですね。
以上「不動産投資をしない理由」のご紹介でした。
お金を稼ぐ方法は何も不動産だけではないので、自分の得意な分野で一生懸命精進したいと思います!