こんにちは、ひびといです。
我が家は今でこそ夫婦でセミリタイアをしていますが、かつては2年間夫に専業主夫をしてもらっていた時期がありました。
そんな我が家の経験から「専業主夫になる方法」をご紹介したいと思います。
当時の妻、つまり私の年収も掲載しているので参考になれば幸いです。
目次
専業主夫になる方法
先に結論から言うと「バリキャリの妻をつかまえる」これ一択です。
これ以上に簡単で、確実な方法はないと思います。
仕事が大好きで家事や育児よりも仕事をしていた方が楽しく、任せられるなら誰かに任せたい!というタイプの女性とさえ結婚すれば簡単になれるはずです。
(ソースは我が家)
これって女性にも言えることで、専業主婦になりたい場合「ある程度収入があり、バリバリ働く仕事大好き人間」の男性と結婚すればなれる可能性が非常に高いですよね。
仕事が好きである程度稼ぎのある女性と結婚する
女性、男性関係なく専業主婦・主夫になりたい場合、相手の収入がある程度あることは必要不可欠な要素だと思います。
相手が2人分くらい稼いでいれば、無理して2人で働く必要はありませんよね。
私はどちらかが家の事、どちらかが仕事という分担は決して悪い事ではなく、むしろ効率がいいと思っています。
というのも共働きも経験済みですが、両立は本当に大変だからです。
私は家事は好きですが育児が苦手で、夫が引き受けてくれていた2年間は本当に助かりました。
「夫が主夫」って悪いイメージを抱く方も少なくないと思いますが、妻がしっかり稼いでいて仕事が大好きだと感謝しかないですよ。
これが妻に家族を十分に養うだけの稼ぎがなく、自分の方が家事や育児をやりたいタイプの人だと旦那さんに主夫をやってもらう必要はなくなるため実現は難しいと思います。
という場合は要話し合いですね。
奥さんが
と言ってくれるケースも0ではないと思うので。
ただ1つ注意してほしいのは、私も初めからバリバリ稼いでいたわけではありません。
以前は平均的な年収でしたし、専業主婦で無収入の時代もありました。
なのであなたがまだ未婚の場合は、「将来的に化ける可能性がある人」と結婚するというのも1つのポイントです。
生活費を見直すのも1つの道
すでにあなたが既婚者の場合は、生活費を見直し削減して1人の稼ぎだけでも生活できるレベルに改善することも1つの道だと思います。
共働き前提で住宅ローンを組んでいる場合は難しいですが、少ない生活費でも満足して暮らせるようになれば片方は主婦・主夫業に専念できる可能性が出て来ると思います。
これも我が家の体験談なのですが、共働きの時は2つの収入があると思うと安心してしまい、ストレスも多かったので散財しがちでした。
片方が家事・育児に専念できる環境になるとお互いにストレスも減り、支出もぐっと下げることが出来たので結果蓄財のスピードが上がったんですよね。
仕事と家事を分担する効果って実はこんなところにもあると私は考えています。
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妻の収入の目安は?
当時のデータになりますが、夫が退職する前の我が家の月収・年収はこのようになっていました。
年齢はちょうど20代後半~30歳くらいのころです。
年収 | 月収 | |
夫 | 手取り300万円ほど | 月収約20万円~ |
妻 | 手取り1200万円ほど | 月収約100万円前後 |
一般的なご家庭のケースは分かりませんが、我が家は私の方がはるかに稼いでいる状態でした。
それだけ稼ぎがあれば、夫が外で仕事を一切していなくても何の問題もなかったです。
正直自分でそれだけ稼げると、男性に稼ぎは求めなくなるんですよね・・
これって男性も同じじゃないでしょうか。
稼ぎのいい男性が稼ぎのいい女性を結婚相手に求めることってそうそうないと思うんですよね。
もっと器量の良さや気立ての良さをみなさん重視しますよね?
それと同じです。
妻の理解を得る
次に大切なことは「妻の理解・了解を得る」ことです。
自分がなりたい!と思っていても、妻が
といえば実現は難しいと思います。
逆に一度でも奥さんに専業主婦を経験させてあげたことのある男性は、お願いしやすいはず。
私も新婚の当時専業主婦をさせてもらった経験があり、夫にとても感謝していたので次は夫が主夫になることになんの違和感もありませんでした。
まぁ、我が家の場合は私からお願いしてなってもらったので自分からなりたい人とは少し違うかもしれませんが・・・
妻の理解を得る際は
- 自分が主夫になったらどんなメリットがあるか
- 家庭への貢献度
- 毎日どのように過ごし、貢献するか
を具体的にまとめ、プレゼンしたほうがいいです。
やはり奥さんも自分にメリットがなければ了承しないと思うので。
主夫になるのは一時的かずっとなのかも決めておこう
ちなみにですが、主夫になるのは
- 一時的でいいのか
- できればずっとしていたいのか
を事前に話し合っておくべきです。
我が家の場合は
- 夫が元々専門職で、望めば職場復帰が可能
- 夫に専門スキルがあり、今後自宅で仕事ができる可能性も高い
- 子供が小さいうちは家族で側にいて育てたい
- 育児と家事の両立の大変さを軽減したい
という事情があったため、「子供が2人とも小学校に上がって少し手が離れるまで」という期限付きにしていました。
ただ実際には下の子が幼稚園に上がったタイミングで少し時間が出来たので、一緒に事業を始めた、という感じです。
あとはここ数年でセミリタイアできる環境が整ってしまったので、「どちらかが家事、どちらかが仕事」という分担をしなくても、2人で両方をうまく回せるようになったというのも大きいです。
このように予定外になることは多々あると思いますが、
- 一時的か
- ずっと主夫でいるか
では今後の世帯年収や家計にも大きく影響があるので、事前に自分でもどうしたいかよく考え、奥様とよく相談することが大切だと思います。
家事は不得意でも大丈夫
最後に、家事や育児は不得意からのスタートでも大丈夫です。
私の夫も初めは魚すら焼くことが出来ず、炊飯器でお米も炊けませんでした。
結婚して約6年経っていましたが、ゴミ出しとお皿洗いしかお願いしていなかったので初めは本当に大変そうでした。
でも大丈夫、自分しかやる人がいなければ必然的にできるようになります。
時間はたっぷりあるので、苦手でも丁寧にやれば確実にできます。
専業主夫になる人というのは家事が得意な人、というイメージがあるかもしれませんが初めから得意な人はあまりいないのでは?と思います。
夫も今では家事は一通りこなせるようになったので、やる気さえあれば絶対できるようになるはずです。
後は私がそうだったのですが、妻もなんだかんだ家事をやっちゃうんですよね・・・そういう女性は多いと思います。
なので実際は100%やることになる可能性は低いと思いますが「200%自分がやるんだ」という気持ちでやるとうまくいくと思います。
じゃないとヒモ認定されるので。
要はちゃんとできなくてもできる姿勢を見せることが大切なんですよね・・・。
一生懸命やってくれている姿を見ると自然と感謝できますよね、何事も。
ちなみに子育ては誰でも1人でやるのは無理なので、夫婦で協力して分担すると負担が軽減できますよ。
私もいくら夫が専業主夫であっても子育ては一緒にやるように心がけていました。
当時の家事分担はどれくらいの割合でしたいたのか、こちらの記事でも詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。 こんにちは、ひびといです。 我が家は過去に2年間夫が専業主夫だったことがあります。 その経験から「夫が専業主夫になった際のリアルな家事分担の割合」をまとめました。 なる前となった後を比較できるように両 ...
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まとめ
まとめると、
- バリキャリ女性をつかまえて結婚する
- 妻・パートナーの理解・了承を得る
- すでにバリキャリ以外の女性と結婚している場合は片方の稼ぎだけでも生活できるように生活費を見直す
こんなところでしょうか。
私は
という女性は決して少なくないと思うんですよね。
要は相手の理解さえあれば成り立つので、すでにご結婚されている方でもどうしてもなりたい場合は是非相談してみてはいかがでしょうか。
以上経験者の私が考える「専業主夫になる方法」のご紹介でした。