NISA口座で保有している金融商品は5年間は非課税で保有することが出来ますが、それ以降はロールオーバーをすることで引き続き5年間非課税枠で保有することができるようになります。
今回2017年分を一部売却し、一部はロールオーバーをして引き続き保有することにしました。
私の場合の判断基準と、売却・継続保有にした理由をご紹介します。
NISA口座の株式を売却した理由
NISA口座で2017年度に購入したものについてロールオーバーするかしないかの手続きを年内に済ませる必要があります。
私はSBI証券でNISA口座を保有しているのですが、所有している株式と投資信託のロールオーバーの手続きをしました。
ただし全てロールオーバーしたわけではなく、一部は売却し利益を確定して現金にしました。
まず、売却した銘柄ですが東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(4661)です。
実はこれまで200株保有していたのですが、色々考慮して100株分は売却することに決めました。
理由はいくつかあり、
- オリエンタルランドの比率が大きくなりすぎたから
- 日本株の比率を下げたかったから
- 地震のリスクを考慮して
- 最高値を更新したから
この4つが決め手になりました。
オリエンタルランドは1株当たり2021年11月5日現在18,140円です。
つまり200株保有していると1株18000円として計算しても360万円ということになります。
全体の保有銘柄の比率を確認して、少し多すぎるなと感じたのことが1つと、日本株自体の保有比率も高くなっていたのでバランスを取るために売却をすることにしました。
もう1つは地震のリスクがあるためですね。
東日本大震災の例を見てもわかる通り、万が一地震が起こり被害に合った場合当面の間ディズニーランド・シーなどの運営が出来なくなる可能性が高いです。
それらが株価に与える影響は0ではないと思います。
また感染者数も落ち着きを見せており、最高値を更新しました。
オリエンタルランドに関しては今後感染者数がまた爆発的に増えるようなことがあれば下がるのは確実でしょうから、利益が出ているうちに売却し、保有比率も整えたいという理由ですね。
残り100株は今後もずっと応援していきたいので持ち続けたいと思います。
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ロールオーバーをした理由
残りの銘柄ですが、
- イオン(8276)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
をNISA枠で保有していたので、継続して非課税枠で保有することに決めました。
どちらも購入時より65%、85%値上がりしてくれていてうれしい限りです。
もともとは
と思っていたのですが、よく考えたらずっと保有し続けたい銘柄だったので今焦って課税枠に移す必要もないよなぁと。
この2つは今後も売却する予定がなく、ずっと保有し続けるつもりなので引き続き非課税枠にすることにしました。
ニッセイインデックスファンドに関しては今後も値上がりが期待できますし、イオンは配当金の受け取りもあるので非課税で受け取ったほうがお得ですよね。
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あとは来年のNISA枠を使いきれるかまだ分からないので、だったら少しでも消化しておいた方が無駄がないなという考えです。
現行の制度ではロールオーバーが出来るのは1回で、2回目はできませんが今後制度が改正されて何回でもできるようになったらいいのになぁと思います。
私は一般NISAの方が好きなので、自分の口座では引き続き来年も一般NISA枠を活用します。
2019年の分も新NISAへロールオーバーが出来ることになったので、来年以降もこの手続きは必須になりそうですね。
SBI証券の場合、年内の手続きは楽天証券よりも少し早い12月9日木曜日までとなっています。
ロールオーバーする場合は早めに、忘れずに手続きしてくださいね。