こんにちは、ひびといです。
私は20代前半、夫婦ともに24歳の時に結婚をしました。
平均初婚年齢から考えるとだいぶ若くして結婚した私たちですが、早く結婚することにはメリット・デメリットが当然あります。
実際に早く結婚をした経験から、リアルな体験をまとめてみました。
初めにお断りしておきますが私は20代前半で結婚することが全て、早く結婚することが正義!などというつもりは全くありません。
結婚は出会いとタイミングであり、晩婚であっても素晴らしい人生を共に過ごすご夫婦はとても多いと思います。
あくまでも早く結婚した一個人としての意見として読んでいただけたら幸いです。
目次
若くして結婚することはメリットが多い
平成27年度のデータになりますが、平均初婚年齢は
男性 | 31.1歳 |
女性 | 29.4歳 |
※厚生労働省のデータより引用
となっています。
私は24歳で結婚したので平均より5年早く、夫に関しては7年早く結婚したことになりますね。
結論から言うと、私は早く結婚することはとてもメリットが多いと感じています。
実際にどんなメリットがあるかというと、以下の点です。
- 早くに伴侶を決められた安心感
- 若いうちはお金がなくても楽しめることが多い
- 若いうちに子育てができる
- 親の介護まで時間が長い可能性が高い
- 早い段階から共に資産形成が出来る
- 一緒に過ごせる年月が長い
では1つずつ深堀しますね。
早くに伴侶を決められた安心感
1つ目は早くに伴侶を決められたという安心感です。
20代後半から30代にかけて、友人たちの結婚ラッシュが続きました。
もしその時に自分にパートナーがいなかったら焦りなどの負の感情から純粋な気持ちでお祝いできなかったかも・・・と思うことも。
早くに人生の伴侶を決められたことで人生に対する安心感はぐっと上がりましたね。
早い段階でいいパートナーに巡りえると、年を重ねてから妥協して結婚したり、焦って結婚するというリスクはなくなります。
若いうちはお金がなくても楽しめることが多い
2つ目は若いうちはお金がなくても楽しめることが多い、という点です。
若いうちってお金ってあんまりいらないんですよね。
特に収入目当てで結婚したのでなければ、若いうちはお互いにお金に関して期待していないケースが多いと思うので貧乏新婚生活も楽しめます。
正直、若いうちならいくらでも苦労できるんですよね。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」
という言葉がありますが、若いうちならお金がない新婚生活でもへっちゃらです。
だってそれが当り前ですから。
自分を振り返ってみて今の30代、少し先の40代になった時、貧乏新婚生活をあの頃のように楽しめるかな・・・?と思います。
特に20代前半って体力と気力は溢れているので、共に苦労も楽しめるというのはメリットです。
若いうちに子育てができる
これは子供を設ける場合限定のメリットですが「若いうちに子育てができる」というのはかなりメリットでした。
私は20代で子供2人を出産したのですが、30代になった今
と思うことが多いです。
子育てって想像以上に体力を使います。
30代に入ってからは特に
と感じることが増えました。
妊娠時期・出産もかなり体力を使いますし、子供が小さいうちの子育てを体力がある若いうちにできたことは本当によかった、というのが夫婦そろっての意見です。
もう1ついい点は自分たちの両親や祖父母もまだ若いので、育児を手伝ってもらえる点ですね。
これは相当大きいポイントです。
自分たちが年を取れば当然親、祖父母も年齢を重ね体力はなくなっていきます。
家族みんなが若いうちに育児をできるというのは本当に助かりますよ。
親の介護まで時間が長い可能性が高い
現在両親は50代、祖父母は80代前半です。
ありがたいことにみんな元気でピンピンしているので介護の必要はありません。
特に新婚時代は親も40代だったので介護の心配は全くなく、自分たちの暮らしを最優先にできました。
これも若いうちに結婚するメリットの1つだと思います。
早い段階から共に資産形成が出来る
資産形成にはパートナーの理解と協力が欠かせません。
若いうちはお給料も安いケースが多く苦労することも少なくありませんが、その分2人で協力し一緒に資産を築き上げることが可能です。
私も家族を持ってから意識が変わり、蓄財することが出来たので早く結婚したことは本当に良かったと思っています。
これがずっと実家暮らしだったら安穏としていて危機感を持てなかったかもしれません。
補足
もちろん実家暮らし、独身の方であっても蓄財優等生の方がいらっしゃることはわかっています。
私自身、結婚した当初は全然お金もありませんでしたが夫と試行錯誤し、なんとかセミリタイアできるまでにはなれました。
共に若かったので一緒に勉強しながら資産を築けたことがよかったと実感しています。
※夫婦の金銭感覚についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。 こんにちは、ひびといです。 我が家は夫婦で30代でセミリタイアをし、現在はサイドFIREの状態です。 24歳で結婚した私ですが、資産形成や今の暮らしを実現するために夫の協力と理解は必要不可欠でした。 ...
夫婦の金銭感覚の違いは致命的【資産形成には最良の伴侶が必要不可欠】
一緒に過ごせる年月が長い
私の祖父母は結婚して約60年になりますが、とても仲がいいです。
二人の金婚式は親族でお祝いしましたがとても幸せそうでした。
私も早くに結婚したので夫ととても長く過ごせそうで、金婚式まで一緒に元気でいたいなぁと考えています。
金婚式は結婚50周年ですから私の場合は74歳の時に迎えることになります。
早く結婚すればパートナーと一緒に過ごせる年月が長いというのもメリットの1つです。
早く結婚をするデメリット
じゃあ早く結婚するといいことばっかりなのかというと、とんでもありません。
デメリットもちろんあります。
実際に経験してみて、以下の点がデメリットだと感じました。
- お互いに家事スキルが高くないと苦労する
- お金がない
- どちらかが転勤になると友人と会えなくなる可能性がある
- 後から運命の人に会うかも?
こちらも詳しく掘り下げますね。
お互いに家事スキルが高くないと苦労する
私たち夫婦は学生を終えて割とすぐ結婚したのでお互い1人暮らしの経験もなく、家事スキルが特段高いわけでもなかったので初めは本当に苦労しました。
そのことで喧嘩も多かったですね。
これが1人暮らし経験者で社会人経験が長く、家事スキルをある程度磨いたもの同士だともっとスムーズな結婚スタートになると思います。
若くても家事スキルが高いもの同士なら問題ないんですけどね。
お金がない
2つ目のデメリットは「お金がない」という点です。
私たち夫婦はお金を使うことにあまり興味がない2人だったので貧乏新婚旅行も、貧乏新婚生活も面白く乗り切れましたが「お金のある結婚生活・新婚旅行・結婚式」に憧れている方だと難しいと思います。
若いうちってよっぽど何かに突出した人かお金持ちの御曹司でもない限りお金がないものだと思うので、それを楽しめないようだと早く結婚することはデメリットになると思います。
自分で自由に使えるお金も減りますしね。
どちらかが転勤になると友人と会えなくなる可能性がある
これは周りの友人達でとても多かったのですが「パートナーが転勤になると友人に会えなくなる可能性がある」というデメリットがあります。
一番遠いところでアメリカから新幹線で3時間かかるところまで色々な場所に旦那さんの転勤でついていった友人達がいました。
やはり距離が離れると年に1度帰省した時に会えるか、会えないかくらいになってしまうんですよね。
友人が多い人だと結婚相手によってはそういうリスクがあるというのは若いうちは特にデメリットかもしれません。
後から運命の人に会うかも?
最後の点は「後から運命の人に会うかも?」ということですね。
私自身は結婚に関しては運命論を一切信じておらず、その時のタイミングだと思っています。
子供もいるので、夫じゃなきゃ子供たちには出会えなかったと思うと感謝の気持ちしかないですが若くして結婚するとその後の人生で
と思う人に出会う可能性は0ではないですよね。
かといって吟味しすぎても他にどんどん取られてしまう可能性もあると思うので、難しいですが。
逆に言えば子供がいなければいくらでもやり直しはできるので、若いうちに失敗してもあとで巻き返せる可能性は十分あると思います。
現に同じくらいに結婚した子たちの中に2組離婚したケースがありますが、どちらも既に新しいパートナーを見つけていますしね。
ただ時代には逆行した考えかもしれませんね。
今は色々な人生の選び方が出来る時代なので、結婚という形式に囚われずとも自由に生きていけるようになったというのもまた素晴らしいことだと思います。
20代前半で結婚した一個人の体験として少しでも参考になれば幸いです!
以上「早く結婚するメリット・デメリット」のご紹介でした。