こんにちは、ひびといです。
我が家は夫婦で30代でセミリタイアをし、現在はサイドFIREの状態です。
24歳で結婚した私ですが、資産形成や今の暮らしを実現するために夫の協力と理解は必要不可欠でした。
というよりも、夫だったからこそ実現できたと思っています。
今回は「資産形成には最良の伴侶が必要不可欠」というテーマで「夫婦の金銭感覚」について改めて考えてみました。
私は今の家族関係には恵まれていますが、実父が浪費家だったため金銭的に厳しい時代も経験しています。
そのあたりも踏まえて、まだまだ若輩者ですが資産形成における夫婦の金銭感覚の大切さというものをまとめてみました。
目次
夫婦で金銭感覚が違うのは致命的
結論から言うと、これまでの自分の経験から「夫婦で金銭感覚が違うのは致命的」と言わざるを得ません。
あなたがもしまだ結婚前なら絶対にしっかりこの点について彼氏・彼女と話し合うことをおすすめします。
厳しいようですがそこで大きな違和感を感じるようならその人とは縁がなかった、と思ったほうがいいかもしれません。
という意見もあると思いますが、違和感が「大きい」場合には根本的には難しいと個人的には思っています。
もちろん小さい場合にはすり合わせていくことも不可能ではないと思います。
そもそも不思議なのですが、結婚する前に金銭感覚のズレというものは必ず確認しておかなくてはいけない点ではないでしょうか。
あまりにも自分の感覚と違う人と結婚すると、初めはいいかもしれませんがそのうち必ずひずみが出て来ると思います。
もちろん資産形成やお金だけが人生の幸せではないので、違っていても問題ないケースもあると思います。
ただし、どちらかが資産形成をしたいと考えている場合はうまくいかなくなるのでは?と感じます。
ちなみに私は夫と金銭感覚が一緒だった、一緒にいて違和感を感じることがなく素敵な人だと思ったので自分からプロポーズをしました。
格安優良物件から売れていくのは不動産に限った話ではないですからね。
誰かに取られる前に「これだ!」と思ったので取られないようにしたというわけです。
夫の前にお付き合いをしていた人は
週末は仕事を頑張ったご褒美に絶対外食に行きたい!
という人で食事にかける費用が私の感覚とは違っていました。
対して夫とお付き合いをしてからは
お金がもったいないよ~
というタイプだったので「これだ!」と思ったわけです。
注意ポイント
女性によってはデートで牛丼屋やマックなんて論外!という人もいると思います。
ただ私はお金を使わない人を求めていたので、求める人材で最高でした、という話です。
結婚してからというもの、我が家はとても倹約をして暮らしているので夫に申し訳ないな、と感じることが多々あります。
例えば食事に関しても、栄養バランスの摂れたメニューにはしていますが嗜好品はほとんど買いません。
一度謝ったことがあるのですが、夫は
毎日こんな美味しいご飯が食べれて幸せだな~
と嬉しそうにしてくれていたのでこの人と結婚して本当によかった!と感謝しています。
ようは「幸せを感じるポイント」が同じ人だと苦労しないんですよね。
お互いにストレスを感じる点が同じ、感じない点が同じだと一緒に暮らすのがとても楽です。
我が家の金銭感覚の共通点
結婚前から具体的にどのような点で金銭感覚の共通点があったのか、現在も含めて思い出しながらまとめてみました。
- デートでの食事にこだわらない。
高級なレストランなどに興味がない。 - お金のかかるデートには興味がない。
2人で公園に遊びに行くだけで楽しい。 - 結婚式はできる限りお金をかけずに質素に行いたい。
むしろ式を挙げなくてもいい。
(結局親の希望で親族のみでこじんまりと行いました。) - 新婚旅行はお金のかからない国内で。
(実際の新婚旅行の費用は神戸に行き、3万円以内でした。) - 親と同居でも構わない。
家賃がかからないほうがいい。 - マイホームに興味なし。
- ギャンブル・お酒をしない。
- 見栄を張ることに意味がないと思っている。
これら全てが私たち夫婦に共通する点です。
私は幼少期から思春期、父が亡くなったその時まで、父が浪費家だったことでかなり苦労をしました。
なので絶対に堅実でお金を大切に扱う倹約家の人と家庭を持ちたい!と小さいころから思っていました。
※ただ一時期私が育児ストレスで病み、散財していた時期もあります。 こんにちは、ひびといです。 今回は自分の経験を踏まえて「お金が貯まらない人の特徴7つ」をまとめてみました。 今では蓄財に燃える我が家ですが、かつては浪費家計で収入のわりに支出が多く貯蓄率が低かった経験 ...
お金が貯まらない人の特徴7つ【全てやめたら嫌でも貯まります】
お互いに比較的若い時に結婚したので、変なこだわりもなく共に勉強しながらここまで来れた点もよかったのかもしれません。
資産形成には最良の伴侶が必要不可欠
片方が浪費家というだけで資産形成は不可能
対して、私の両親はどうだったでしょうか。
母は常識人で無駄遣いはしないタイプの人でしたが、父がお給料以上のお金を平気で使うため家庭にはお金がありませんでした。
父は国家公務員のキャリアだったのですが、亡くなった時の資産というか通帳の残高はたった40万円。
父と母が離婚した際は私ももう10代後半でしたが住宅ローンの支払いが終わっておらず、自宅は負債を残した状態での売却でした。
両親と暮らしていた時、2人がよくお金のことで喧嘩をしていたことを覚えています。
子供から見ても仲が悪く、結局お金が原因で離婚。
私の両親のケースを見てもわかる通り、片方が堅実でも片方がそれを食いつぶすくらいの浪費家だとまともな家計管理は成り立ちません。
もちろんここまで極端な例はなかなかないかもしれませんが、苦労するかしないかで考えると・・答えは明確ですね。
両方が倹約家だと必ず成功する
もう1つの例として、私の祖父母を挙げてみたいと思います。
私の祖父母は2人ともとても堅実で努力家、倹約家だったため老後もとても豊かに暮らしています。
祖母の苦労話を聞くのが昔から大好きだったのですが、祖父に昇進して給料を上げてもらうため、祖父が夜18時に就寝した後祖母が内職。
夜中の0時に起こし、祖父はそれから勉強。
交代で寝て、朝方祖父が祖母を起こし少し仮眠。
子供の習い事の待ち時間にも祖母は内職をして家計を支えたそうです。
幼少期祖父母と一緒に暮らしていたのですが、二人がお金のことで喧嘩をしているシーンはこれまでに一度も見たことがありません。
2人ともとても仲が良く、今でもお金に関する話は2人でしっかり話し合っているそうです。
祖父が出世したのは自分の努力+祖母の支えがあったからでしょうし、お互いに今でも尊敬しあい、信頼しあい、感謝の気持ちを持っていることが側にいてもとても分かります。
私が影響を受けた「となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則」という本でも、配偶者選びの大切さについて述べられていました。
私は両親と祖父母という相反する2つの夫婦の形を見て育ったので、両方の経験を自分の人生に生かすことが出来ているな、と思います。
我が家の資産形成の舵取りは私
ちなみに我が家は私の方がお金が大好きで、色々な計画を立てる作業にも向いているので私が資産形成の舵取りをしています。
夫は信頼して任せてくれているのですが、必ず株や投資信託など新しい金融商品を買う場合はデータを見せながら相談し、夫の意見も聞くように心がけています。
また1年に2回(半期に1回)家庭の資産状況を総まとめした資料を作り、夫婦で家族会議を行っています。
特にお金に関しては夫婦で共有し、共通の意識と目標を持つことが大切だと思っているのでこの作業は欠かしません。
※我が家の月々の家計管理についてはこちらの記事をご覧ください。 こんにちは、ひびといです。 我が家は子供2人を育てる4人家族で月の生活費は約15万円です。 月15万円と聞くと極貧生活に思えるかもしれませんが、いたって幸せで充実した毎日を過ごすことができています。 ...
4人家族で生活費15万円の内訳を紹介【やりくりと節約は必須です】
舵取りは私、でもそのサポートに欠かせない人材が夫。
1人では家庭という船を安全に目的地まで切り盛りしていくのが難しい、でも2人なら協力し合い目的地に向かって楽しく安全な航海にできる。
という感じでしょうか。
夫婦で金銭感覚が同じだと余計なストレスもなく、その事でけんかをする必要もなく、本当に楽ですよ。
もしズレを感じるなら話し合いをする、もしくは完全に家計を切り分けてお財布を別にしてしまうのも1つの手かもしれません。
以上「夫婦の金銭感覚と資産形成について」私見をご紹介しました。
我が家の考え方については是非こちらもご覧ください。 こんにちは、ひびといです。 我が家は夫婦で30代前半でセミリタイアを達成しました。 目標は完全なるFIREですが、子供が2人いることもありまだその段階には達していません。 プレジデントによると「セミリ ...
30代でセミリタイアして分かった、貯金資産額より大切な3つの事。